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このサイト(ブログ)のアクセスログを見てると、これを探して訪問する人がいるので、がっかりさせないようにブックマーク公開。

「ギリシャ語」とか「サイト」、「辞書」とかいった単語を使っている記事がサイト内のあちらこちらにあるせいか、このサイトのアクセスログを見ていると、「ギリシャ語 辞書 サイト」「ギリシャ語 オンライン辞書」みたいなキーワードの検索結果からこのサイトのページに来ちゃった人がけっこういる。このキーワードから推測する限り、求められているのは「ギリシャ語の辞書サイト」。しかし、このサイトでは、ギリシャ語辞書サービスなんかは提供していないし、そんなことはできるわけもない。この記事を挙げるまでは、ギリシャ語のオンライン辞書サービスの紹介記事さえこのサイトにはなかった。Googleだの、MicrosoftのBingだの、Yahoo!だの、検索エンジンにキーワード入れて[検索]ボタンを押せば、なんでも見つけてくれて、「検索エンジンって賢い」と思われる世の中みたいだが、こういったアクセスログを見ていると、「検索エンジンは、キーワードに一致するテキストがページの中にあれば、こんなサイトのページも検索結果に出しちゃうんだな、たいして賢くないじゃない」と感じる。
一方で、ギリシャ語なりギリシャなりのことで調べたいことがあった人が、わざわざ検索結果からこのサイトに来てくれたので、がっかりしてほしくはない。多くの人にとってはつまらない記事ばかりのサイトだということはわかっていても、そう思われるはやはりイヤなので、オンラインの現代ギリシャ語辞書をこれまでのブックマークを元に紹介。
見出し語だけで用例がないものであれば、いわゆる機械翻訳サービスも似たような使い方ができますが、機械翻訳は文章やフレーズの入力を前提としている上に、ギリシャ語の格変化などを考えると、かならずしも見出し語が翻訳結果として表示されるとは限らないので、あえて機械翻訳サービスはここでは紹介していません。

なお日本語・現代ギリシャ語の辞書サイトはない。英語のような言語を経由して、ギリシャ語⇒英語⇒日本語のようなオンライン辞書はあるかもしれないが、こういうやり方の辞書はあてにならない。また、日本語・現代ギリシャ語の辞書サイトがあればいいとも思わない。「手軽で無料で使える辞書やテキストがないからギリシャ語の需要が喚起されない」という反論も聞こえてきそうだが、需要はそういうところで喚起されるものではない。どれだけの人がその言葉を話し、その人たちが文化や経済でどれだけの影響力をもっているのかというのが需要の主要因なるのだろう。たとえば、ツァコニア語(Tsakonian)日本語の辞書がオンラインで無料提供されても、これが日本人にとってのツァコニア語学習の需要喚起にはならないということだ。ツァコニア語を勉強しよう思えば、その理由は、無料辞書のがあるかないかではなく、この言語を話す人たちとのコミュニケーションの必要性であったり、この言語を話す人とその文化への興味関心だったりするのだろう。「無料なことはすばらしき哉」という神話もまた、さきの検索エンジンの会社やインターネットが生んでしまった誤解なのかもしれないと感じる今日この頃。
ところでネット&デジタルネタが続いたので、次回はこの系列のネタはやめようと思う……。
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