迷い迷って… — メリドニ洞窟 05/07/212009/09/22

35.384467,24.729495

アルカディ修道院からエレフセルナに抜け、イラクリオ方面に向かっていたときに、道路地図に洞窟の記号を発見し、この洞窟に行ってみようと言うことになった。ギリシャでは初めての洞窟観光。ところが、地図を見ながら車を走らせても、どこか行ってる方向が違う。村に入る時には標識があって分かるが、その村の位置を地図で確認すると目標とするメリドニ洞窟の方向とはまったく違う方向にある。ペラマがメリドニに向かう大きな目印なのだが、このメリドニの周辺をグルグルと回ってしまっているようだ。村に入る標識が見えたら、車を止めて地図と、そして太陽の方向と時間を確認するというアナログな方法でやっとのことペラマまでたどり着き、そこからメリドニに車を走らせる。ペラマまで迷っていたのとは正反対に、メリドニまでの道は分かりにくい分岐もなく、洞窟までの標識もきちんとあるので迷うことなく洞窟に到着。メリドニ洞窟は、メリドニの村の外れ1.8kmのところにある。 … 続きを読む

ヨーロッパ最南端の町、歴史が詰まった町 — イエラペトラ 06/07/15.162009/09/18

P1000168

『ナポレオンの(泊まった)家』

イラクリオからマリア、ラトを巡って、クリツァで昼食。ここからイエラペトラ(Ierapetra)を目指す。イエラペトラは、クレタ南岸の唯一の町にして、ギリシャ最南端の町、そしてヨーロッパ最南端の町。テーブルにつくときも、電車に座るときも、空いていれば端に座る。1994年のイギリス旅行では、Lands Endとまさにブリテン島最西端に、1996年に紀州を旅行したときは本州最南端の串本に行った。2008年には、日本最南端のゴルフ場の最南端のホールに行った。「端」にはどうもなにかの吸引力があるようだ。
クリツァからイエラペトラへの最短の道は、手持ちの道路地図では、黄色。これは、農道、未舗装の道路を示す道らしい。アギオス・ニコラオスに出て、E75(国道)から南に下ろうと思っていたが、なりゆきでこの道を走ることに。途中、車幅ギリギリ、落ちれば崖という道、 … 続きを読む

洞窟探検 12€ 也— ディロス洞窟 08/07/232009/09/01

前日はモネンバッシアから途中寄り道しながら、アレオポリの北のはずれにあるリメニ湾岸のイティロに宿泊。今日は一日かけてレンタカーでマニを巡ることにする。マニ半島の付け根、アレオポリから半島に入ると、一番最初の目的地はディロス洞窟になる。ディロス洞窟は、ピルゴス・ディロスの村の外れにある。3つの洞窟、ブゥリファダ、アレポトリア、カタフィギをまとめて呼ぶ名前がディロス洞窟なのでディロス(の)洞窟群といったほうが正確なのかもしれない。ディロス洞窟までの道はきれいに整備されている。沿道にはお土産物屋やタベルナ、カフェがぽつぽつとある。ギリシャの片田舎では想像できない数でこの地がかなりの観光地であることを想像させる。洞窟の500mぐらい前にチケットの売り場があり、 … 続きを読む

ギリシャのピラミッド—エリニコ 08/07/212009/08/19

「ピラミッド」という単語は「エジプトにあるピラミッド」を指す固有名詞だと言われてもおかしくないぐらい、ピラミッドと言えばエジプトがすぐに連想される。ピラミッドの語源はギリシャ語のピラミス(πυραμίς)という考えが有力で、古代ギリシャ人がエジプトを訪れていた紀元前5世紀頃には、多くのギリシャ人がエジプトの地名や記念碑にギリシャ語の名前をつけていたとされるので、ピラミッド=エジプトのピラミッドという想起は自然と言えば自然である。一方、世界各地に目をやったとき、ピラミッドは、エジプトだけにあるものではない。中南米メソアメリカ文明のピラミッド群はエジプトに次いで有名なピラミッド群だろう。ピラミッドという言葉は「四角錐状の建造物の総称」でもある。
エジプトのピラミッドも中南米のピラミッドも形は四角錐状だが、目的は違うとされている。中南米のピラミッドには陵墓、天文台、神殿の目的を持つと考えられている。 … 続きを読む

棄てられた風景— ディミトリオス ラコニコス湾 08/07/222009/08/12

ギシオ近くの
ラコニコス湾岸の座礁船

モネンバシアからスカラに出て車を走らせ、そこからラコニコス湾沿いにギシオに向かう途中、朽ち果てた船が突然目に入った。放置された座礁船だ。海と空そして木々だけの風景の中で、赤茶色に朽ち錆びた人工物を見るとハッとする。ギリシャの浜にこんな座礁船があることは、そんなに珍しいことではないかもしれない。というのも、ザキントス島の、ギリシャでもっとも美しいビーチと言われるナバイオには、座礁した密輸船が浜に打ち上げられている。しかも、ナバイオ(Navagio=ναυάγιο)はギリシャ語で「難破、難破船」の意味で、このビーチは英語では、“Shipwreck Beach”と案内されている。リュック・ベッソン監督の映画 “Le Grand Bleu”(邦題『グラン・ブルー』1988年)に登場した難破船は、 … 続きを読む